writed by TAKAMIZAWA



      
       

高見沢美穂 Miho Takamizawa

高見沢美穂(伊藤美穂)は女子美術大学院時代に陶造形領域を専攻し、修了作品では、大地の中から空に向ってどこまでも伸び続けるような黒土の巨大な陶造形を数十本制作し、笠間芸術公園内の「陶の杜」の檜林の中にも「黒い生体」という陶造形を群生させています。2002年より「KOBAKO」シリーズを中心に展開し、手の平に乗るようなサイズの家や木々、鳥などの陶箱たちは、まるで新しい街づくりを思わせます。「KOBAKO」と平行して作られる陶のボタンや器、レリーフなどは「和モダン」を意識した独自の感性で日常を彩り、また幼稚園や子供病院などに設置した壁面作品には、ユーモア溢れる色鮮やかな動植物達が壁面を彩り様々な物語を連想させます。大人も子供も自由に創造性を広げられるような心あたたまるものづくりを目指しています。
「KOBAKO」(2010)

伊藤アトリエでの展示風景/2004/笠間


「新しいうつわー笠間と益子ー」展での展示風景/2017/茨城県陶芸美術館


「キッズクリエイションつくば」での陶壁面作品/2017/つくば


「陶壁面作品(部分)


陶製アクセサリー(ブローチ)


「まんまる花器シリーズ」



*高見沢 美穂  プロフィール
1974年
1997年
1999年
2002年〜
2014年
東京生まれ
女子美術大学芸術学部工芸科陶芸専攻 卒業
同大学院陶造形領域 修了
伊藤公象主宰の伊藤アトリエに所属(茨城県笠間市)
伊藤遠平とともに造形ユニット「きのぼり」の活動を始める

●主な個展
2004年
2005年
2006年
2008年
2009年
2013年
「KOBAKO」展 伊藤アトリエ/笠間
「KOBAKO」展 ギャラリーエス/表参道
「高見沢美穂」展 Za Gallery文京/千石
「KOBAKO」展 FALL/西荻窪
「KOBAKO」展 ギャラリーit 's/代官山
「高見沢美穂」展  ギャラリー桜/笠間

●主なグループ展
2002年

2003年
2004年
2006年

2007年

2008年
2009年
2010年

2011年


2012年
2013年

2014年

2015年


2016年
2017年

2018年
「女性陶芸家6人展」 Za Gallery文京/千石
「RELACLAYTION」 松屋銀座
「日々を彩るものたち」  Za Gallery文京/千石
「フタモノ展」 スパイラル/表参道
「カシヲリ」展 ギャラリー工/新高円寺
「ルチカマーケット」 ルチカポウム/学芸大学
「キンチャク」展 ギャラリ工/新高円寺
「Hertful Winter」 フォーラムアートショップ/有楽町
「ソレカラ」展 女子美ガレリアニケ/新中野
「サンカク」展 ギャラリー工/新高円寺
「Birds are twittering♪」 名古屋高島屋
「クリエイターズクリスマス展」 銀座三越
「おでかけ」展 ギャラリー工/新中野
「インテリアから日常使いの器まで~伊藤アトリエ」 マイルストーンアートワークス/富山
「伊藤知香・高見沢美穂」展 銀座松屋
「小さな森の大きな展覧会」 伊藤アトリエ/笠間
「櫻木綾子・高見沢美穂 二人展」  一草一花/水戸
「伊藤知香・高見沢美穂・生出愛展」 笠間工芸の丘/笠間
「バッヂ展」  ギャラリー工/新高円寺
「なまけもののクリスマス展」   伊藤アトリエ/笠間
「私のお気に入り」展   ギャラリー工/新高円寺
「伊藤知香ときのぼり展」  笠間工芸の丘/笠間
「小さな森の大きな展覧会vol.2」  伊藤アトリエ/茨城
「湾曲した48のウィンドーアート とりのもり」 アートプリントジャパン/有楽町
「新しいうつわー笠間と益子ー」展  茨城県陶芸美術館/茨城
「ファースト・パトロネージュ・プログラム2017」  丸の内JPタワー・KITTE/東京シティアイ
「水と土の芸術祭2018」にて作品出品 ゆいぽーと、NSG美術館/新潟
「欲しいがみつかる・うつわ展 ー笠間と益子ー」に出品予定  茨城県陶芸美術館/笠間

●その他
2002年
2006年
2014年
2016年
2017年
2018年
「土の記憶より」陶造形を屋外設置 陶の杜/笠間芸術の森
「森の音色」陶壁を設置 高萩清松高等学校
「茨城福祉医療センター」内にの各部屋入口に陶板を設置/水戸
「笠間市立こども園」内に陶壁設置/笠間
「キッズクリエイションつくば」内に陶壁設置/つくば
「ゆいぽーと」の食堂に壁面作品設置/水と土の芸術祭/新潟


高萩清松高等学校での陶壁作品
「KOBAKO」(2011)

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